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6種類の六角レンチ【特徴と用途】

六角レンチの種類【特徴と用途】

六角レンチは、六角形の溝のついたボルトやネジなどを回すための工具です。

汎用的なドライバーで開閉できるプラスネジやマイナスネジとは異なり、六角レンチはやや特殊な工具として分類されます。

六角レンチを使う六角形の溝は、プラスネジやマイナスネジに比べると接触面積が大きくなるので、ネジ山が潰れて使えなくなるリスクを大きく減らせます。

六角レンチを使うネジは、自転車、バイク、自動車、家具、機械設備等で利用されます。

ここでは、六角レンチの種類について解説していきます。

六角レンチの種類

ここからは、6種類の六角レンチを紹介していきます。

L型タイプ

L型タイプの六角レンチは、六角レンチの定番形状で、オンラインショップやお近くのホームセンターで最も簡単に簡単に手に入るタイプです。

L字型なので、狭い場所にも届き、細かく方向や場所をコントロールできるのが特徴です。

とりあえず六角レンチが欲しいという場合は、L型を1セット揃えておくのがおすすめです。

ドライバータイプ

ドライバータイプは、見た目が全くドライバーと同じですが、先端が六角形になっていて六角レンチを回せるようになっています。

ヘックスドライバー、トルクスドライバーとも呼ばれます。

通常のドライバーと同じように、先端部は金属製で、ハンドル部分は樹脂やゴムなどで作られているのが一般的です。

T型ハンドルタイプ

T型ハンドルタイプは、持ち手の部分がT型の樹脂やゴムなどによって形成された六角レンチです。

モータースポーツなどでよく使われていて、一般的な使い方をするだけでも十分な力を発揮でき、瞬時にレンチを回転できるのが特徴です。

P型ハンドルタイプ

P型ハンドルタイプは、持ち手の部分を含めて全体がP型の形状をしている六角レンチです。

持ち手は、T型ハンドルと同様に樹脂やゴムでできているのが一般的です。

T型ハンドルタイプと同様の利点がありながら、L型の特大バージョンと見ることもできます。

主にプロ向けとして使われます。

折りたたみタイプ

折りたたみタイプは、バイク乗りやサイクリストの間で人気のある六角レンチです。

ポケットなどに手軽に収納できるので、他の六角レンチと比較して紛失の心配がほとんどありません。

また、収納ハンドルから90度の位置で折りたたむことで、使用時に最適なトルクを得ることもできます。

収納ハンドルは、金属製かプラスチック製のどちらかです。

金属の場合は、亜鉛メッキ鋼またはアルミニウムなどが使われます。

折りたたみタイプは、180度以上に折りたためるので、手の届きにくい六角ネジなどにもアクセスでき、ネジをより速く回せるメリットもあります。

ヘキサゴンソケットタイプ

ヘキサゴンソケットタイプは、持ち手と組み合わせて使われる六角レンチです。

ソケットだけでは使えないので、別途持ち手となるハンドルを別途用意する必要があります。

ラチェット式のレンチを使えば、片側方向にしか回せないラチェットの特徴と組み合わせて使うことができます。

六角レンチとラチェットの違い

六角レンチは、双方向に回せるタイプの

一方で、ラチェットは、片側方向に回せても、反対方向には空回りして回せないようになっています。

六角レンチとラチェットは、六角形のネジを緩めたり締めたりするという機能は似ていますが、場面ごとに使い分けが必要であります。

例えば、六角レンチは一般的に大きなトルクが必要にないときや、部品を傷つけたくないときは有効です。

ラチェットは、一定方向にしか回せない特徴を生かして、素早くネジを締め付けたい(または外したい)ときに有効です。

六角レンチの5つの用途

六角レンチには、大きく5つの用途があります。

自転車の修理

六角ネジは、自転車にもよく使われています。

そのため、六角レンチは自転車の修理、調整でよく使われます。

サイズのバリエーションが豊富なため、様々な用途に使用でき、コンパクトなので持ち運びにも便利です。

頻繁に修理をする必要がある人なら、折りたたみ式の六角キーのセットがおすすめです。

家具の修理

六角ネジは、家具でも使われます。

プラスネジやマイナスネジだと外観品位が悪くなってしまうことがありますが、六角ネジだとコンパクトに収めながら締結することができるからです。

家具の場合は、外から奥まった場所に六角ネジが使われることも多いので、柄の長いタイプの六角レンチが多く使われます。

自動車やバイクのメンテナンス

六角レンチは、車やバイクの座席の下や、ダッシュボードの下にある場所にアクセスするときに便利です。

車やバイクだと、Tハンドル六角レンチがよく使われます。

機械設備のメンテナンス

六角レンチは大きな治具・工具や、機械設備のメンテナンスや修理にも役立ちます。

例えば、電動のこぎりだと、刃の交換や微調整のために六角レンチを必要とします。

主にはショートアームの六角レンチが使われます。

電気工事

六角レンチは、電子機器の修理やメンテナンスに携わる人にもよく使われます。

電子機器の小型化に伴い、六角ネジが使われるケースが多いからです。

例えば、コンピューターや大型テレビの画面は、裏側から六角ネジで固定されています。

まとめ

六角レンチの種類、特徴、使い方のまとめでした。

この記事が、六角レンチ選定の参考になるようなら幸いです。